ある高校生のブログ

高校生です。

ペットボトルの分別を促すゴミ箱を考えました。

こんにちは!鮮です。

 

僕の住む町ではペットボトルのポイ捨てが多くありまして。今日はごみのポイ捨てにしようかとも思ったのですが、昨今問題になっているのは、ポイ捨てだけじゃなくゴミの分別についてもですよね。業者さんは捨てられたごみを分別しなおさなくてはいけないのだとか。大変ですね。ポイ捨てが減って街中からゴミは消えたとしても清掃業者の手間が前よりもマイナス方向に増えてしまったのでは元も子もありませんよね。

 

ということで今回は

「ペットボトルがポイ捨てされ、分別もされない」

 

という問題について考えていきます。

 

1.なんでポイ捨てするの?

まず、なんでポイ捨てするのか、ネットの情報と自分の主観で分析してみました。

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外的要因の方は、改善が難しそうなものが多いので、内的要因の方をさらに深堀します・・・。

 

ゴミ箱まで行くのが面倒

・そもそもなんで面倒だと感じるの?

→ゴミ箱が近くにないから

→ゴミのために歩きたくない

→時間がなくて行けない

 

ゴミを持っていたくない

・なんで?

→汚いから

→かさばるから

 

みんなやっているから

・そもそもなんでみんなやっているといいと思ってしまうの?

→罪悪感が分散する

→1個くらいゴミが増えても変わらないだろと思ってしまう

 

2.なんで分別しないの?

ポイ捨ての次に分別の問題。

 

なんで分別しないのか?

・単純に面倒

・自分がやってもどうせ周りがやらないだろうから自分もいいや

・分別してもしなくても自分になんら影響はない

・時間がない

 

3.解決策の提案

ポイ捨ての原因の中で最も影響が大きい問題点を「ゴミのために歩きたくない」、分別の原因の中で最も影響が大きい問題点を「自分がやってもどうせ周りがやらないだろうから自分もいいや」であると仮定し、解決策を考えました。

 

ゴミのために歩きたくない

→ゴミを捨てるためにわざわざ行きたくなるような仕掛け

 

周りがやらないだろう

→周りに倣う

→周りがゴミを捨てているのが一目で分かるような仕掛け

 

僕が考えたポイ捨てを減らし、分別を促進するゴミ箱はこちらです。

 

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これは、キャップを捨てるためのゴミ箱です。穴がたくさん開いていて、そこにキャップを入れると、下図のように積み重なっていくようになっています。

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実際に使用するときは、この横に普通のペットボトル用ゴミ箱も設置して分別が完了されるようにします。

 

さて、このゴミ箱を使うと何がいいのか。

 

ゲシュタルトの穴理論で、ゴミ箱の穴一つ一つをキャップで満たしたくなる

②周りの人はどうせ分別しないだろう、ということはなくなる(キャップが見えるから)

 

①によってキャップを入れたくなる気持ちを起こさせてポイ捨てを防止するとともに分別を促進し、

②によって周りがやらないから、という分別しない言い訳をできなくさせます。

 

 

穴を伝ってキャップが落ちていくゴミ箱。これを使えば、ポイ捨てを減らし、分別を促進できることが予想されます。

 

4.最後に・・・

最近では、イギリスの投票箱になっている吸い殻捨てや、フィンランドのゴミを入れると地下深くまでゴミが落下していくような音がするゴミ箱などポイ捨てに対抗した面白いアイデアがたくさんあります。

 

本当はそういうアイデアや技術によるサポートがなくても、道徳心からポイ捨てをやめようという心持になれば一番いいのですが、なかなかそううまくはいきませんよね。

何か、全員に道徳心を植え付ける方法があれば・・・。

 

今日は、新しいゴミ箱について考えてみましたが、ぜひフィードバックをお願いします!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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